
こんにちは!hiroです。
2020年4月7日、7都道府県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県)を対象に緊急事態宣言が発令されました。
(愛知県、石川県、香川県も県独自に発出中)
また、知事による休業要請もあり、休業をする施設やお店も増えつつあります。
そんな中、ペットのいるご家庭では、動物病院へ行くことに不安やためらいを感じている方も多いのではないでしょうか?
我が家には高齢の猫がいますので、猫の体調に関しては日ごろから不安を抱いています。
もしペットの体調が悪くなった時、緊急事態宣言が出されている期間中でも動物病院へ行っていいものなのでしょうか?
また、動物病院へ行く場合、どんな点に注意をすればいいのでしょう?
そして、人間だけではなくペットへの感染リスクも気になります。
ここでは、緊急事態宣言中に動物病院へ行ってもいいのか、そして、動物病院へ行く場合の注意点とペットへの感染リスクについてお伝えしたいと思います。
動物病院に行ったら心臓がドキドキしたよ。 pic.twitter.com/5X71ZYUiXj
— 🐾🐱アニマルプラネットランド🐱🐾 (@animalland7) April 8, 2020
緊急事態宣言中に動物病院は行っていいの?
緊急事態宣言中にペットが体調不良になった場合、動物病院へは行ってもいいものなのでしょうか?
動物病院に行けるのか、心配している方も多いようですね。
もし緊急事態宣言が出ても、動物病院は大丈夫ですよね?
— 柚の樹 (@TAmoonsk8) April 6, 2020
電話したところ、今のところ通常通り開けます、と言われたけれど……
🐶の狂犬病集団予防接種がなくなってしまい慌てて予約。2週間後。
フィラリアやノミダニの薬のこともあるから閉められたら困る……
動物病院も病院だよね?😅😅
動物病院は?
— みわよしこ/Yoshiko Miwa, a journalist (@miwachan_info) April 6, 2020
ウチのもうすぐ12歳の病気持ちの猫を、半年間、動物病院に連れて行かないなんて無理なんですけど!
猫の半年は人間の2年。
【独自】「緊急事態宣言」期間は「6か月間」を検討、対象区域は5都府県を想定 https://t.co/AzORAFovdm
知事からの休業要請でお休みする施設や店舗もありますが、動物病院は休業要請の対象になっていません。
やはり、大切なペットの命を守る病院ですので、たとえ非常事態であっても診てもらえるんですね。
ですので、緊急事態宣言中に動物病院へ行くのは問題ありません。
ただし、かかりつけの動物病院にいきなり行くのではなく、必ず電話で連絡を入れ、動物病院からの指示を仰ぐようにしましょう。
(※瀕死の場合を除く)
症状によっては、すぐに動物病院へ行かなくてもよい場合があります。
単に薬だけもらいたいという場合、病院によっては郵送で対応してくれる動物病院もあるようです。
また、ペットの予防接種を受けさせたいということなら、ある程度先延ばしにしても問題ないようですので、確認してみてください。
そして、緊急事態宣言中は診療を予約制にしている動物病院がほとんどです。
動物病院へ行く場合は、予約について必ず確認する必要がありますので、注意してください。
ただし、ペットの症状が一刻も争うような場合は、すぐに病院へ連れて行ってあげてください!
また、動物病院によっては緊急事態宣言を受けて、開業時間の変更などがあり、緊急でない場合は診てもらえない場合もあるかもしれません。
心配でしたら、インターネットで相談に乗ってくれるサービスもありますので、こちらで相談してみてください。
【コロナ支援】ペッツオーライを無償開放
— PET’S ALL RIGHT (@PetsAllRight) April 13, 2020
緊急事態宣言により動物病院へ行きづらいなどの対応支援として、ネットで獣医師に相談できるペッツオーライを20年5月6日まで無償開放します。
登録時に以下クーポンを入力してご利用ください。
ASGDTMXN
※自動更新はされませんhttps://t.co/VbQkzRFy7M pic.twitter.com/BBAAhCzFIv
緊急事態宣言中に動物病院へ行く場合の注意点
では、動物病院へ行くことになった場合、どんな点に注意すればいいのでしょうか?
さっそく注意点について見ていきましょう!
・予約のできない病院の場合は、空いている時間を聞いて、空いている時間帯に行く。
・飼い主はマスクを着用する。
・なるべく電話やメールでペットの症状を説明しておく。
会話を最小限にするためです。
・獣医師やスタッフと話すときは、距離を空けるように意識する。
・症状を書いたメモは獣医師やスタッフに渡したりせず、待合室等にも置かないようにする。
メモが感染源になる場合もあります。
・ペットが診察中は、飼い主は外か車の中で待機する。
動物病院は動物の脱走防止のため、窓が小さく作られている病院が多いのだそうです。
換気はもちろんしていますが、万全とはいえない動物病院もあるようですので、密接や密集にならないように特に注意しましょう。
そして上記以外でも、最大の注意点として、動物病院からの指示には必ず従うようにしましょう!
緊急事態宣言が出ても、私たち動物病院のスタッフは在宅勤務等はできません。
— ぽん@動物看護師垢 (@uD7jZzZ63VZ1c2i) April 9, 2020
でも、私たちにも家族や帰りを待つ子たち🐶🐱がいます。
スタッフの安全のため、動物病院としての機能を維持するためにも各動物病院が定める感染防止策を守ってください😭
ペットへの感染リスクは?
気になるペットへの新型コロナウイルスの感染リスクですが、これまで犬と猫、そしてトラへの感染が確認されています。
トラはいいとして、犬と猫というのはとても気になりますが、新型コロナウイルス感染症はあくまでも人から人へうつる病気で、動物へうつることはまれだということです。
【新型コロナ】飼い主から猫への感染、ベルギーで初確認https://t.co/m0ofqZR2mn
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 27, 2020
猫の体調は現在、快方に向かっているという。当局は「特殊なケース」としつつ、感染者はペットとの接触を避けるよう呼びかけた。
そして、感染が確認された犬と猫は、いずれも飼い主から感染したとみられています。
犬や猫で確認された新型コロナウイルス感染症が、他の動物や人にうつったという事例は今のところ報告されていません。
世界中の専門家の話では、ペットが感染した場合に他の人に感染症をうつしてしまう可能性は限りなく低いということです。
以上のことから、ペットを動物病院に連れて行ったとしても、ほかのペットや飼い主、病院スタッフから自分のペットに感染するリスクはかなり低いようですね。
ただし、人から人へは簡単に感染しますので、飼い主の方は感染防止と感染拡大にならないよう、注意してください。
そして、もし飼い主が感染してしまったら、ペットは信頼できる人やペットホテルなどに預けることが推奨されています。

まとめ
今回は、緊急事態宣言中に動物病院へは行ってもいいのか、そして、動物病院へ行く場合の注意点と、ペットへの感染リスクについてお伝えしました。
緊急事態宣言中に動物病院へは行っても問題ありませんが、ペットの状態が緊迫していない限り、必ず事前に動物病院へ連絡するようにしてください。
緊急事態宣言中に動物病院へ行く場合は、換気が万全でないことが多いため、密集、密接にならないように特に注意してください。
ペットを動物病院に連れて行ったとしても、他のペットや飼い主、病院スタッフからペットへ感染する可能性はかなり低いとみられています。
しかし、新型コロナウイルスは人から人へ簡単にうつる病気です。
ペットを動物病院へ連れて行く際には、飼い主の方が必ず感染防止と感染拡大防止につとめるようにしましょう!